ミスを減らすためにメモを取る

日常生活やビジネスの場面で、見落としてしまった、うっかり忘れてしまったというミスはよく起こります。このような現象は、注意力や判断能力が衰えているからではありません。

脳は、自分たちが思っているよりも、物事を正確に覚えていないものです。
それは、人間のワーキングメモリという記憶が関係しています。何かを一時的に記憶しておく、コンピュータで言うとRAMのことです。
この一時的な記憶は物事を正確に覚えている反面、要領が少ないので覚えたての情報はすぐに忘れられてしまいます。そのため、うっかり忘れてしまうといったミスが起きやすくなります。
このようなミスをなくすためには、ワーキングメモリに頼らないというライフハック術が有効です。

1番簡単な方法は、メモを取るという方法です。
意外かと思われるかもしれませんが、メモを取ることによって、本当に頭に入れておかなければならない記憶分を取っておくことができます。メモに残しておけば、例え忘れてしまっても見返すだけですぐに思い出せるので、仕事の正確さや効率も上がります。
例えばデスクやPCディスプレイの端にメモを貼っておくと、すぐに目に入るので実践しましょう。

さらにメモをとる際、なるべく短い言葉で記しましょう。
例えば、略したり頭文字だけにしたりといった自分なりのルールを作るといったことです。
それに慣れるまでは時間がかかるかもしれませんが、いったん自分の中で構築されると、作業効率がアップするでしょう。